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5月のコンサート [音楽]

5月25日 大使館合唱団 Tokyo Embassy Choir(TEC) の小編成グループTokyo Chamber Singers発足記念演奏会があります。

私はゲストとしてチェンバロで参加いたします。
イタリアバロック音楽を集めたコンサート、皆様のおいでをお待ち致します。

日時:5月25日 PM6時半〜
場所:港区聖アンドレ教会


また、5月12日に予定されていた「だいすき 詩画集と音楽」は延期になりました。
楽しみにしていた皆様、ごめんなさい。
次回を楽しみにしていらして下さいね。

IMG_2233.jpg

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カタネベーカリーのイベント [音楽]

20日、5月に行われる代々木上原「カタネベーカリー・カフェ」のイベント打ち合わせへ。

5月12日(日)はオランダの詩画集「だいすき」のトーク&朗読&音楽のイベント。
カタネベーカリーはヨーロッパ各地を旅行して食材を研究してはカフェのメニューやパンに生かしている、素敵なベーカリー&カフェ。ベーカリーは1階、カフェは地下にあります。ヨーロッパ旅行は写真集の本になって、カフェで手に取って読むことができます。
カタネベーカリー2.jpg

ベーカリーを覗くと、思わず手が伸びる魅力的なパンの数々。
オリジナルの珍しいパンとも出会えますし、全粒粉の素朴なパンやフランスのオシャレなパンもあります。

さて、カフェでは「だいすき」の会の私たち3人組が出演。
翻訳家の野坂悦子さん、詩人の木坂涼さん、そして作曲&演奏の私、佐伯恵美。
カフェの白壁にプロジェクターで絵画を映し出し、詩の朗読と演奏を楽しんでいただきます。
カタネベーカリー3.jpg
「だいすき」会の後にはカタネカフェのオーナーがオシャレなメニューでフード&ドリンクを出して下さって、プチパーティーになりそうです!

打ち合わせの後には、もちろん、ベーカリーでパンやスウィーツを買って、幸せ気分で帰宅しました。


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原宿のルセーヌ館 [音楽]

3月27日レクチャーコンサートの打ち合わせにナレッジアカデミー会長の石橋眞知子さんと原宿ルセーヌ館へ。
ルセーヌ館1.jpg

原宿駅より5分、ブラームスの小径を入るとイギリスから移築された洋館が2つ建っています。
そのひとつ、ルセーヌ館1号館で行われるディナー&コンサートの打ち合わせ。
お料理はシェフがバッハとモーツアルトが食したお料理を再現することになり、このメニューは春野菜を使った季節のディナーになりそうです。

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クラヴィコードとプレイエル [音楽]

8月25日のコンサートが近づいてきました。

頂いたコンサートの企画は、クラヴィコードとプレイエルピアノを同時に演奏するというもの。
私にとっても(最も細い弦が張られた)クラヴィコードと(最も太い弦で音を鳴らす)ピアノを同時にコンサートで演奏するのは初めて。

1部はクラヴィコードでオールバッハ、2部はプレイエルでオールショパンのプログラム。
コンサートが近づくにつれて楽器の使い分けの難しさを痛感していますが、新たな課題を頂いて発見したことも多々あります。
ショパンがバッハから受けた影響の数々、、、文献を調べると様々なつながりが出てきて、とても興味深い。

クラヴィコードの演奏ではバッハの曲とショパンに与えた影響についてお話しし、後半は作家・下重暁子氏のショパンを巡るお話を伺いながら、プレイエルピアノを演奏します。

コンサートにおいで下さる方にお勧めの本。
ショパンと恋仲だったジョルジュ・サンドの田園小説「愛の妖精」
主人公ファデットはサンドの少女時代と言われていますが、フランスの田舎暮らしと人々の様子が生き生きと楽しく読めます。軽井沢のコンサートにふさわしい、今回のプログラムにも関わる1冊です。
愛の妖精 (岩波文庫)

愛の妖精 (岩波文庫)

  • 作者: ジョルジュ サンド
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1959/03/05
  • メディア: 文庫

コンサート後には地元の美味しいケーキとお茶を楽しむティータイムがあるそうです。
どうぞお楽しみに。

コンサート詳細は アトリエ・ブルックス http://brooks.dtiblog.com

『番外編 軽井沢で楽しむオールショパンプログラム』
  
=手紙と旅で綴るショパンの愛と生涯= 
 
語りとお話 作家・下重暁子さん クラヴィコード&ピアノ 佐伯恵美さん  
8月25日(土) 午後3時開場・4時開演 定員45名様 
お一人様5千円 茶菓子付  
クラヴィコード
(古楽器)・・・バッハ:フランス組曲5番、
シャコンヌ(佐伯恵美編曲) 
ピアノ・・・24のプレリュードより「雨だれの曲」、ノクターン9番他オールショパン    





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八ヶ岳の音楽ワークショップ [音楽]

八ヶ岳・若手ピアニストを育てる音楽ワークショップ
全国から集まったピアニストを目指す生徒達が、自然の中で生活をしながら、毎日学んでいきます。
山並み.JPG
21日は福祉施設へ出前コンサート。
100人ほどの方の前で音楽の演奏と心を伝える訓練。
拍手が起こり、演奏半ばで止まることも。嬉し涙や悔し涙や、もらい泣き、、。
それでも最後には割れんばかりの拍手。
嬉しさが次への演奏の励みになります。

日々、音楽と人に触れ合いながら感性が磨かれて、将来の演奏家となるための自分を鍛えていく。
労働や共同生活を通じて、他では体験できない貴重な春休み合宿を過ごします。

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総合プロデュースはピアニストの田崎悦子氏。
生徒の泣いたり笑ったりする様子を見守りながら、エールを送ります。

震災で音楽を中断しなければいけない音楽学生も多かったはず。
思いを遂げられない生徒たちの為にも、頑張って!


 


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クラヴィコードのレッスン [音楽]

今年に入ってから古楽器を学ぶ生徒さんに「ポルタート」と「スローテンポ」の集中練習をしています。
1音1音を確認しながらゆっくりと鍵盤を弾いていく。
そして一つの音から次の音へと音運びをしていく。

マニャーナのクラヴィコードシンポジウムを終えてミラノに向かうバス停での思い出。
老齢のクラヴィコード演奏者とバスを待ちながら話していた時に、
「クラヴィコードは音をゆっくり運んでいくところから練習するのだよ。」
の一言。
この演奏者は速弾きで有名だっただけに、「ゆっくりと弾く」が意外だったのですが、後になってその意味がわかりました。クラヴィコード演奏を味わうのに、この練習方法がとても役立ちます。

ピアノの先生や生徒は、鍵盤をたたきながら速く弾こうとしますが、「スロー、スロー。」を合言葉にまずはゆっくりとクラヴィコードに向かってほしいと思っています。
またオルガン弾きの生徒は指を鍵盤に置くことには慣れているのですが、ポルタート奏が違う。

クラヴィコードの魅力にハマる人、この不思議な鍵盤タッチはなんだろう、、、と弾いているうちにとりこになってしまうのです。

きょうは久しぶりにクラヴィコード製作者と話をして、マニャーナの熱気のこもったクラヴィコードシンポジウムのことを思い出しました、、、。



 


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中国と音楽とclavichord [音楽]

上海で様々な音楽を聴きました。
伝統的な古楽器演奏からTVから流れてくる流行歌まで。

イタリアの<Clavichord International>に論文を書いた折に、クラヴィコードがインドを経て中国へ渡ってきた文献を調べました。中国語の文献を読むと、皇帝が西洋音楽に興味を持って鍵盤楽器を学んだことが記されていたり、鍵盤楽器の音色が教会(又はお寺)で響いていたことが記述されていました。
それ以来、中国の古楽器や歴史に関心をもっていましたが、昨年12月に初めて中国の笛とコンサートでご一緒しました。違和感はまったくありませんでした。

蘇州を日帰りで訪ねた時に、楽師達が古楽器を優雅に奏でていました。
高い舞台に乗り、日常に演奏しているという風に自然に音楽が始まり、気がつくと終わっているようなパフォーマンス。
楽師.JPG

蘇州にある美しい庭園「留園」。
その中にこじんまりとした音楽室があります。
音楽室.JPG

弦の切れた修復されないままの琴が展示されていましたが、16弦?
琴.JPG

この音楽室の広さはクラヴィコードでも充分に演奏できる空間だなと密かに思った私。



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オルガンとソプラノ [音楽]

今週金曜日のコンサートのためにパイプオルガンを調律。
コンサートはソプラノの村川さちこさんとご一緒。
演奏会はトークを交え、1曲ずつ歌詞の日本語訳の朗読が入ることになりました。
歌い手自らによる朗読です。
お楽しみに。

玄関に花綱アレンジを掛けてみました。
日々、クリスマスの準備が進みます。

花綱E_030.jpg


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リコーダーの音 [音楽]

リコーダーの演奏会へ。
オルガンのパイプと比べるとはるかに細いリコーダーの管。
そのリコーダーがピッコロサイズからバスまでズラリと並んで合奏団となった演奏会。

音色こそパイプオルガンと似ているのですが、低音の音がどうしても弱くなってしまいます。
パイプオルガンは太いパイプに大量の風を送って大きな音を出すことができますが、リコーダーは手に携えた管に、口で吹いて風を送るのですから大変。高音と低音のバランスを取るのが難しいと見受けました。

現代曲で興味を惹かれた曲「アフリカ組曲」
リコーダー三管のために現代作曲家ジークが作曲したもので、アフリカンリズムが楽しめる曲。


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桜庭サロンコンサートの表彰 [音楽]

11月13日 秋晴れの一日。
「桜庭サロンコンサート」は2001年から始めて今年で10年。
その節目に狛江市まちづくり委員会より表彰を受けることになりました。
きょうはその表彰式。

表彰対象は「まちづくりに貢献していると思われる場所・活動」ということで、「狛江のまちー魅力百選」に選定され、魅力百選マップに載ります。

「桜庭サロンコンサート」はささやかなスペースながら、自然の緑を眺めながら音楽会を楽しんでいただくために企画して始めたものです。
大ホールでのコンサートが多い中、演奏者と観客が身近に音楽を共有する場を作り、交流したいという思いからスタートしました。
ヨーロッパ滞在中に多くのサロンコンサートを経験し、日本でも同じ雰囲気の会を開きたいとも考えていました。

表彰の内容は「美しいしらべと花が紡ぐ人との出会い」
音楽好きの人も、緑や自然が好きな人も、交流するうちに人の輪が広がっていく、、、。
本当にそんな場であってほしいと思っています。
そして聴く機会の少ないクラヴィコード、パイプオルガンのような古楽器を始め、素晴らしい音楽や演奏者を紹介していくことができればと願っています

ささやかなサロンコンサートを選考会で推薦してくださったのは、「地道でもコツコツとがんばって続けなさいよ。」というメッセージでしょうか、背中を押されているような気がします。
いままでコンサートにいらした皆様に感謝しつつ、さらに励んでいきたいと思います。
これからもどうぞご支援下さい。

次回の桜庭サロンコンサートは12月23日(金・祝)午後2時~
クリスマスコンサート 「クリスマスの歌とパイプオルガンの響き」
ソプラノ     村川 さちこ 
パイプオルガン 佐伯恵美

ヘンデル「オン・ブラ・マイ・フ」
マスカーニ「アベ・マリア」
リヒャルト・ストラウス「愛の賛歌」 他

お問い合わせ・コンサートの予約:桜庭サロン
komaesakuratei@yahoo.co.jp


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鍵盤楽器のレコーディング [音楽]

きょうはチェンバロのレコーディング。

メンバーはレコーディングエンジニアとアシスタントを含め計3名+演奏者の私。
若きエンジニアは鍵盤楽器の音を世界中に配信したいという心意気を持つ方。

音質と質感にこだわり、一音一音を丁寧に録音していく。
レコーディングスタジオでの録音には慣れていても、このような特殊な録音方法は初めてで、ちょっとびっくりしました。
が、熱い思いをもって、楽器の音を真剣に求める技術者の姿はなかなか良いもの。
音と何時間も向き合っているうちに、鍵盤から出てくる音の立ち上がりや減衰、輪郭や残響など、いままで気がつかなかった音まで耳に飛び込んできて、再発見がたくさんありました。

演奏曲はJ.S.バッハの<平均律クラヴィーア曲集第1巻>からプレリュードとフーガハ長調とハ短調。
この演奏録音方法も特殊で、これはエンジニア秘密の部分でしょうか。

録音途中、カラスがひと時良く鳴いて、その音に泣かされました。
それもリズム感が良く、カラスは一定の間隔でカーカーと鳴くのです。

チェンバロ.JPG

夕方、本当にカラスが鳴く時間には録音終了。
お疲れ様でした。
写真はエネルギー溢れる、疲れ知らずの若きエンジニア達と。
ichiro &
Tatsuro  and assistant /Asuka


スタッフ.JPG


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チェンバロの録音 [音楽]

チェンバロのレコーディング日が近づいてきて、楽器を調整。
楽曲とイタリアンチェンバロの音を提供します。
和洋古今様々な楽器の音を録音してきた録音技師の方、以前に試し録りは一度したのですが、今回は本格的に録音することになりました。

スタディオで録音するのではなく、自然な音を録りたいということで、ヨーロッパの礼拝堂のように近隣の外部からの音も入るかもしれません。
ヘッドホンで耳を澄ましてCDを聴くと、街の音がかすかに聞こえてくることがあります。
教会のカリヨンの音や犬の鳴き声などが音楽にかぶさって入っていたりすると、なんだか嬉しくなったり、、、。

どのような録音になるのか、楽しみです。


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万葉集レクチャー manyo song lecture [音楽]

 26 February
Manyo song lecture : Syukutoku University extension school

Manyoshu is the oldest existing collection of Japanese poetry song.

2月26日 「万葉集の歌 レクチャー」 淑徳大学エクステンションスクール
作家 新田純子氏によるレクチャーで演奏。

日本に残された最古の和歌集「万葉集」には様々な解釈があり、1首を味わうだけでも1日がかり。それ程、奥が深く、日本人の心の拠りどころでもあります。
作家新田さんと知り合って万葉集に音楽を合わせるようになったのですが、プサルテリーやクラヴィコード、チェンバロを合わせると万葉と西洋琴の世界が広がるようです。

政治に密着した舒明天皇、天智天皇、額田王の歌も謎めいていて、私自身とても興味を持つようになったのですが、やはり自然や四季を詠んだ歌が良い。

今の季節は「すみれ」や「つばき」の歌。

春の野にすみれ摘みにと来し我ぞ
             野をなつかしみ一夜寝にける    山部赤人

こせ山の つらつら椿つらつらに
             見つつしのはな 巨勢の春野を   板門人足

西洋音楽を学ぶ若い人達にも是非、味わっていただきたい「万葉集」、日本人のルーツを見直す良い機会になると思います。


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節分にルネッサンス音楽 Bean-scattering Festival and Renaissance music [音楽]

 (外国人の方もブログを見てくれるようになり、英文も時々入れたいと思います。)

Bean-scattering Festival
The day before the beginning of Spring

節分の日に南アフリカ出身のkatinkaさんがやって来ました。
クラヴィコードを最初に教えていただいた先生も南アフリカ生まれのイギリス人でしたが、そのご縁で初めて会うことに。
katinkaさんはsingerですが、レパートリーはJohn Dowland、Caccini、Purcellなどルネッサンス時代~バロック時代の曲が多く、オルガンやチェンバロに合う楽譜を持ってきました。
「Lachrimae」や「If my complaints could passions move」など、英語の古語がいにしえの響きで、ルネッサンス時代にひとときタイムスリップしました。

さて、節分の行事。
恵方巻きを南南東に向かって食べて、庭に豆まき、家には福を。
鬼退治にまいた庭の豆は、明日は犬達のおやつと野鳥のえさに。


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サントリーホール Suntory Hall [音楽]

Suntory Hallへ 打ち合わせ。

IMG_2500_018.JPG

春に出演する一人として、きょうはミーティング。
ステージの配置やタイムスケジュール、当日までの準備について出演者とホールとの初会合。

サントリーの「ブルーローズホール」の由来は、不可能と言われていた青色のバラをサントリーが開発したことから来ています。
ホール入り口の壁をちょっと見上げてみてください。
青いバラが飾られています。
(気がつかない人が多いのですが。)
ブルーローズ.JPG

ホールの扉のスリットからはカラヤン広場が見えます。
夏はカフェのテラスになり、冬はクリスマスのイルミネーション。
カラヤン広場.JPG


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ヴァイオリン&オルガンコンサート [音楽]

 ヴァイオリンとオルガンのコンサートのリハーサル。

女性作曲家パラディスの「シチリアーノ」はウィーンの香りが漂う美しい曲。
ラインベルガーの「夕べの歌」も以前から演奏する機会を希望していた1曲。
ドイツ人作曲家ラインベルガーの6つの小品の中の一つで、心暖かな気持ちにさせられる曲です。

1月19日(水) 渋谷 聖ヶ丘教会 12:15~12:45

他にヘンデルのソナタ、フォーレの曲を演奏予定です。


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クリスマスキャロル [音楽]

クリスマスイヴに恒例のsing along 伴奏。

きのうは天皇誕生日に万葉集から天皇の御製の歌を味わって音楽を演奏していたのですが、一夜明けてきょうはキリストの降誕を祝うクリスマスキャロルの演奏。日本ならではと思いながら、12月の恒例行事が毎日過ぎていきます。

フレッシュなクリスマスツリーが飾られていました。
木の香りが漂ってくるようなツリー、本物はやはり素敵です。
クリスマスおめでとうございます。

ツリー.JPG


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万葉の音楽 [音楽]

23日(祝) 作家 新田純子氏の会で演奏 熱海にて

東京駅から東海道アクティーに乗って1時間半。
途中、右に真っ白な雪の富士山、左に太陽の光を映す海を見ながら紅葉の山々を抜けて熱海へ。
駅から急な坂を上り詰めると高台にある新田純子氏宅。
庭の松の大木の合間から眼下に海が広がります。

新田氏は小説の執筆の傍らライフワークとされているのは万葉集の研究。
「万葉集を読む会」は10年以上続けられているそうで、その資料は漢文と平仮名文の比較が興味深いものでした。

きょうは万葉集の歌を読む合間に演奏をというご依頼で、奈良にちなんだ曲を演奏しました。
以前、奈良の今井町主催のコンサートで演奏した折にリクエストされた「平城山」を思い出し、久しぶりに演奏。他に即興演奏を入れました。

新田氏の著書「万葉人の遺言・歌に隠されたダイイング・メッセージ」をいただき読み始めましたが、歌に秘められたメッセージというのがJ.S.バッハが音楽に秘めた言葉のメッセージと重なり、その解読に惹きつけられました。
藤原鎌足の謎から始まり天智天皇、持統天皇、そして皇子達の悲劇。

「万葉の会」が終わって夕食に海の幸をいただいた後、今宵は熱海の花火大会。
窓辺から海上の大花火を満喫しました。

花火.JPG
 


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クラヴィコード合同展示会当日clavichord exhibition [音楽]

11月20日(日)クラヴィコード合同展示会
千駄ヶ谷 「3F・音楽室」にて

日本でクラヴィコードがこのように一堂に集まるのは何年ぶりでしょうか。
久しぶりにお会いする楽器製作者の方や研究者、演奏者の方。

2つの部屋に置かれた楽器は7人の日本人製作者によるクラヴィコード13台。
見学者は楽器に触れて試弾しながら、1台ずつの違いを弾き比べます。
cld展示.JPG

伺った講演会は高橋靖志氏の「クラヴィコードの弦の応力比較」

Hass,Hubert,Lindholmなど楽器博物館などでオリジナルを弾いていた経験はありましたが、弦の応力比較の図を見て、ああそういう考えで製作された楽器だったのか、、、と初めて納得し、理解が深まりました。
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楽器のデモンストレーション演奏をしたのは上尾直毅氏。
軽快なトークと共に5台の楽器を演奏しました。
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さて、きょう見学した楽器の個人的な感想。
7人の製作者の方が皆違った個性の楽器を製作されて、興味深く見学しました。
Hubertモデルが多かったのはKoen Vermeij氏の「The Hubert Clavichord Data Book」が貢献したからでしょうか。海外の展示会ではFrederici,Silbermann,Hassなども多く展示されていましたが、日本人にはコンパクトサイズで反応の早いHubertが人気があるのかもしれません。
楽器を試弾して、そのうちの2台の鍵盤の感触が先に挙げたオランダのKoen Vermeij氏のHubertとベルギーのJoris Potvlieghe氏の楽器を思い出させるものがありました。どちらも鍵盤のタッチが、しっかりとして安定性があるキーです。

今回展示されていた小型のクラヴィコードには、特に魅力を感じました。
どれも丁寧に製作されていて、仕上がりも音も魅力がある楽器でした。

時間があればまだまだ演奏してみたかったのですが、残念、、。
デモンストレーション演奏を聴き終わって、私は自分のクラヴィコードを携えて、急いで千駄ヶ谷の駅へ。電車で旗の台のギャラリーへ行き、最後の演奏をしました。
駆け足の1日でした。(ため息)


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クラヴィコード合同展示会 [音楽]

随分前にご案内をいただいていたのですが、クラヴィコードの合同展示会が今週末に迫りました。

11月20日(土) 21日(日) 11時~18時

会場:3F音楽室(千駄ヶ谷) tel&fax 042-472-6404
       ongacst-3f@r6.dion.ne.jp

デモンストレーション&ミニ講演会 13時、15時、17時
 各45分程度

楽器のデモンストレーションされるのは若手の筒井氏と上尾氏です。

日本でこのような規模の合同クラヴィコード展示会は初めてと思います。
一度に日本人製作家による楽器を見て、触れることができるので、興味のある方はどうぞこの機会をお見逃しなく!入場無料です。

出品者:
小渕晶男 高橋辰郎 太田垣至 久保田彰 深町研太 高橋靖志 加屋野木山


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遠音の調べ [音楽]

10月29日 
ヴァイオリン奏者の大久保さんとリハーサルをした後、エプタザールへ「遠音」のコンサート。
遠音は尺八、琴、ギターの3人編成の奏者で、北海道をテーマに雄大で爽やかな音楽を演奏しています。ご近所さんのこともなり、邦楽との交流も楽しくさせていただいています。

音楽で伝えるメッセージはいろいろありますが、自然をテーマに生まれ故郷を大切にして活動している遠音。邦楽があまり受け入れられない時代には苦労も多かったようですが、今では音楽ファンを増やし、ステキな音を各地で伝えています。

年配の方がゆったりと日本の音楽を楽しんでいる姿や心安らぐ音はいいですね。
これからもリラックスサウンドを伝えてください。


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10/23コンサート [音楽]

10月23日(土) 長野県千ヶ滝にてクラヴィコードコンサートがあります。

イギリス~ジェーン・オースティンの時代に奏でられた音楽~

ジェーン・オースティンは田園生活の中で中産階級の人々をユーモアをこめて描いた女流作家です。平凡な日常生活の様子を芸術の粋までに高めた文筆力によって今でも多くのファンをもつオースティン、小説の中には鍵盤楽器や音楽の記述も多く、当時の生活の様子が伺えます。ピアノが盛んに製作されていた時代、当時演奏された音楽をクラヴィコードでご紹介したいと思います。プログラムはハイドンのソナタやウェスレーの変奏曲など。

会場:「西原脩三記念館 いするの家」 http://www.d4.dion.ne.jp/~isr.k/
    千ヶ滝中区1000

開演: 2:00PM

お問い合わせ:西原脩三記念館 
                
isr.k@d4.dion.ne.jp
               
新井 090-4442-8753

いするハガキ.jpg


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9/29 ヘンデルの主題による変奏曲 [音楽]

今週のオルガンコンサートはフレスコバルディのトッカータとヘンデルの主題による変奏曲を演奏しました。
イギリスで活躍したドイツ人のG.A. Kollmann、ヘンデルの主題による変奏曲はLondon pianoforte schoolの中から選びました。20巻に及ぶ曲集の中には馴染みのない曲も多いのですが、18世紀半ばから19世紀半ばに至るまでのイギリス鍵盤楽器スコアを眺めることができます。

ヘンデルの「調子の良い鍛冶屋」Air mit variationenをご存知の方は多いと思いますが、こちらのKollmannはあまり知られていません。ヘンデルの時代からコールマン(1789~1845)へ、ヴァリエーションの曲想の変化は興味深いです。テーマAirから始まり変奏が展開されていくうちに主題から少しはなれてkollemannの音楽の世界に入り込んで、最後にまた無事にテーマに戻ってくるというような曲想。ヘンデルと弾き比べてみると時代の流れを感じます。

10月23日の「イギリス ジェーン・オースティンの時代に奏でられた音楽」コンサートにはクラヴィコードでこの曲を演奏する予定です。


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詩と音楽 ワークショップ [音楽]

きょうは詩のワークショップの中で演奏を頼まれて、楽器を携えて恵比寿へ。
手持ちの中で一番小さな楽器、サルテリーを
朗読に合わせて演奏しました。
会場はこじんまりとして、サルテリーの音にはちょうどおあつらえ向きの広さ。

取上げられた詩は石原吉郎、山之口 獏、壺井繁治、宮澤賢治、D.H.ロレンス、ヘルマン・ヘッセ、ナンシー・ウッド、タゴール、アデラ・ポペスク、チャールズ・シミックらによるもの。
ルーマニアのポペスクやユーゴスラビアのシミックなど知らなかった現代詩もあり、言葉のエッセンスを学ぶ良い機会。

サルテリーは弦の張られた小さな楽器でハープのように指で爪弾いて弾きます。
演奏している姿を見ていた外国の詩人の方から、
「ダビデの竪琴のようね。」
と言われました。

詩の言葉を聴き、朗読の呼吸に耳を澄ませて、即興演奏をします。
演奏をしていて、言葉と音楽が一体になったときが一番嬉しい瞬間。


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芭蕉の句と音楽 [音楽]

 月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也。

The months and days are the travellers of eternity.
The years that come and go are also voyagers.(By Donarld Keen)


夏草や つわものどもの 夢のあと

The summer grassesーー
Of  brave soldiers' dreams
The aftermath.  (by Donald Keene)

篠笛と鍵盤楽器のために作曲された芭蕉の句の曲 原正美先生の「奥の細道」による断章を練習開始しています。
コンサートは9月12日(日) 私は伴奏者としての出演です。


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理想の楽器とは? [音楽]

 連休中にモッコウバラは満開。
モッコウバラ.JPG

ヴィオラの河合さんとリハーサル。
午後のティータイムにチェンバロの山田先生夫妻が見えて、爽やかなお天気の元、音楽話が弾みました。テラスの前は姫ウツギとシラーの白と紫が賑やか。

シラー.JPG

夜になって話題は楽器へ。
オルガンのペダルからクラヴィコードの鍵盤まで、理想の楽器とはどのようなものか、、、と話が尽きません。私にとって理想的な楽器は音楽を奏でる喜びを与えてくれるもの、と同時に苦労した後に楽器の本当の良さがわかってくるようなもの。扱いやすい楽器よりも味わい深い楽器の方が惹かれます。
山田先生はさらに理想の楽器を求めて、次の研究を始めておられました。

5月はヴィオラとパイプオルガンのコンサートの為にオルガンのメンテナンス。
パネルを4枚取り外してほこりを全て取り除き、ふいごやパイプの調整、最後に蜜蝋で木部分を磨いていきます。楽器を大掃除すると通りが良くなり、音が気持ち良さそうに鳴ってくれます。

クラヴィコードのメンテナンスは鍵盤の高さやタンジェントの調整をします。こちらも最後は蜜蝋で仕上げ出来上がり。
連休の楽器メンテナンスはひとまず終了、次回は梅雨の間に第2ラウンドです。


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桜・イースターと祝賀会 [音楽]

 週末2日間、桜開花の見頃でした。
早朝の散歩で桜巡り。丘陵地帯はまるで山桜の里のようです。
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生田桜2.JPG

 岩場の苔の合間から咲く日本すみれ。
生田すみれ.JPG

きょうはイースター。
復活祭のペイント卵をいただき、山田貢先生のCD発売記念祝賀会へ。
なかなかお会いできなかったのですが、お元気そうな先生の姿に嬉しい1日でした。
会場には先生が自ら楽器製作と演奏をされたラウテンクラヴィーアの美しい音色が響いていました。

最後に先生に贈られたものは、、、
山田先生会.JPG

ラウテンクラヴィーアを演奏する?先生の愛犬アンナちゃんのポートレートでした!


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桜とハーモニウム [音楽]

桜開花宣言。
桜の開花日を決める靖国神社の向かい側、皇居お堀端の桜の枝。
ちらほらと花が見えます。
お濠桜1_045.jpg

千鳥が淵桜2.JPG

きょうは珍しい楽器を見ました。
インドの家庭ではよく見かけるハーモニウム。
私たち日本人のイメージするハーモニウムは昔の小学校の足踏みオルガン。
インド製は持ち運び可能でコンパクトなサイズ、まるでアコーディオンのようです。
indiaハーモニウム.JPG

左手でふいごに風を送り、右手で演奏します。
鍵盤の下に音色を変えるストップが付いていて、鍵盤の上には開閉式のパネルで音量を変えるように出来ています。

なぜ興味を持ったかと言うと、クラヴィコードのアジア伝来を調べていた時に、インドが関わっていた記述を目にしたからです。その昔日本に西洋楽器が伝来した折に、インドを経由したルートがありました。インドではこのように西洋楽器が生活の中に入り込んで、その国に合った形に姿を変えています。そして西洋楽器がインド楽器と共に演奏されると、また違う音楽が生まれてくるわけです。
南米のペルーに鍵盤楽器が伝わった時にも同じことが起こりましたし、日本でも、、、。

インドで「ハーモニウム」というと、この写真のポータブル鍵盤楽器を思い浮かべるのです。
「flute・Delhi/India」と書かれたハーモニウム、インド人演奏家が歌いながら奏するとまるで仏陀のお経のように聴こえました。


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3月のオルガンコンサート [音楽]

今週のオルガンコンサートはヴァイオリンとデュオの演奏でした。
礼拝堂はコンサートホールとは違う響き方をするので、楽器のバランスやヴァイオリンの音の出し方を奏者と話し合いながら確認していきます。
コンサートホールの音の出し方と礼拝堂の音の出し方。
両方を経験することはとても大切なこと。

受難週なので、第一曲目はバッハの「マタイ受難曲」よりコラール<血潮したたる>。
最後はヘンデルのヴァイオリンソナタで締めくくりました。

コンサートの様子をポーランドの映画監督Waldemar Czechowski氏が記録として撮っておられました。オムニバス作品にするそうです。
氏と話をしている間に、先日行われた紀尾井ホールのショパン・コンサートの話題が出ました。ショパン生誕200年にちなんだオープニングコンサートでポーランドのジャズピアニストのレシェック・モジジェルがショパンの曲から即興演奏をしたのですが、スタインウェイピアノにガラスを使ってプリペイドピアノにしたとか、、。少々物議をかもし出したのかもしれません。それにしても演奏を聴いてみたかったものです。映画「ネバーランド」の音楽を担当したと知り、音楽を思い出しながら当夜の演奏を想像しました。

ポーランド映画についての知識はあまりないのですが、アンジェイ・ワイダ監督の話が出て、私の知っている映画があったかと思い返してみると、「コルチャック先生」がありました。
ポーランドの映画学校は世界中から留学生が集まる憧れの学び舎。
Czchowski氏との出会いを機会に今年はポーランド映画に注目して観てみたいと思います。

今月はオルガンコンサートはもう一回、3月31日にも演奏します。
次回はオルガンソロ、どうぞおいでください。

3月31日(水)原宿教会 12時半~


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ラウテンクラヴィーアのCD [音楽]

山田貢先生の録音された「バッハとラウテンクラヴィーア」のCDが手元に届きました。
バッハが演奏していたリュート音を響かせるこの楽器は残念ながら今は残されていません。
山田先生は資料を元に研究を重ねられてラウテンクラヴィーアを製作し、自らの演奏を録音されました。多くの古楽器研究者や愛好者待望のCDです。

フィリアホールで数年前に先生のリサイタルでラウテンクラヴィーアの演奏を聴いたときに、なんと美しい響きの楽器なのだろうと知らずに涙がわいてきたのを覚えています。
それから先生のお宅へ伺うとリビングの中央に置かれたラウテンクラヴィーアは次々と改良を重ねられて、今回機が熟して録音されました。ライナーノートにはバッハとラウテンクラヴィーアについて、楽器の設計について解説が詳しく記述されています。さらに詳しく知りたい方は氏の研究書「バッハとラウテンクラヴィーア・失われた楽器を求めて」をご覧いただくと良いでしょう。

「バッハとラウテンクラヴィーア 失われた楽器を求めて」
 ラウテンクラヴィーア本.jpg

山田貢先生をはじめ、プロデュースされたマイコ・ミュラーさんや関わった方たちはラウテンクラヴィーアと格闘しながら幸せなひとときを過ごしたことと想像します。

今回のCDを聴いて、メカニックの音とクラヴィーアの音が交互に聞こえてくる様に心地よさとライブ感を味わいました。楽器そのものの音を包み隠さずそのままに伝えてくれる録音。思い通りの音が録音できたと伺っていたので、マイクの選定も正しかったのです。

ラウテンクラヴィーアもクラヴィコードも繊細な音の楽器。
どちらも録音が非常に難しい。
「ラウテンクラヴィーアとバッハ」のCDの限りない音の美しさ。
山田先生の理想の音とファンタジーが溶け出してくるようです。

同じ美しさを感じた録音が以前ありました。
ハンガリー人Miklos Spanyがクラヴィコードを演奏しているもので、イギリスのP.Simmons先生宅で聞いたきり二度と聴くことがない希少録音ですが、音の美しさと演奏者のファンタジーが忘れられない録音でした。

ラウテンクラヴィーアのCD、多くの方に是非聴いていただきたい1枚です。

ラウテン本.JPG

 


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